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チラシの作り方|販促チラシをプロに頼む前にするべき準備

チラシの作り方|販促チラシをプロに頼む前にするべき準備

私は普段、チラシ・DMのデザインを請け負う制作側に立つこともあれば、内容によっては外部に制作を発注する側に回ることもあります。
そんな私でも、自分が発注する立場になったときに「ざっくり依頼」をしてしまい、痛い目を見たことがあります。

販促チラシを作るときは、デザインやキャッチコピーに目が向きがちです。
けれども仕上がりを大きく左右するのは、実はその手前の準備だったりします。

この記事では、私自身の失敗談と、チラシ制作をプロに頼む前に済ませておきたい「ひとつの準備」をお伝えします。

「良きように」で依頼した結果

あるクライアントさんのチラシを作ることになったとき、私のほうで手が回らず、業務提携しているデザイナーさんにお願いすることにしました。
過去にそのクライアント向けに作ったチラシのデータを渡して、こう依頼したのです。

「こんな雰囲気で、このコピーを使って、あとは良きようにお願いします。」

仕上がってきたものを見て、言葉を失いました。
雰囲気は確かに似ていて、コピーも入っている。それでも、何かが違うのです。

情報の優先順位がずれていて、来店予約というアクションへの導線が弱くなっていました。
結局、ほぼすべてを自分で直すことに。振り返れば、これは外注先ではなく、依頼の仕方があいまいだった私自身の問題でした。

「かわいく」「かっこよく」は人によって受け取り方が違う

デザイナーに「かっこよく」「かわいく」「今っぽく」と伝えても、受け取り方は人によってまったく違います。

「かっこいい」と聞いて、シャープでモノトーンなデザインを思い浮かべる人もいれば、力強く重厚なデザインを思い浮かべる人もいます。
「かわいい」も同じで、ナチュラルなかわいさなのか、ポップなかわいさなのか、ひとつの言葉からまったく違うイメージが生まれます。

つまり「こんな雰囲気で」という言葉だけの依頼は、デザイナーに判断を丸ごと預けているのと同じことです。
そこでおすすめしたいのが、参考デザインを用意しておくことです。

PinterestやInstagramで「これに近いイメージ」の画像を3〜5枚集めるだけでも、伝わり方は大きく変わります。
言葉では説明しにくいイメージも、画像で見せれば共有しやすくなります。

何より先に決めたい「メイン訴求」と「メインアクション」

参考デザインと同じくらい、いえ、それ以上に大切な準備があります。
それが、「メイン訴求」と「メインアクション」を先に決めておくことです。

チラシ作りで特に起こりやすい失敗が、情報を盛りすぎてしまうことです。
新商品も紹介したい、キャンペーンも伝えたい、SNSもフォローしてほしい、来店予約もしてほしい。どれも大事なので、全部載せたくなる気持ちはよくわかります。

ですが、伝えることが多すぎると、見た人は「で、自分は何をすればいいの?」と迷ってしまいます。
そして考えることをゆだねた結果、『ゴミ箱ポイ』になるのです。

チラシで一番伝えたいことは何か。見た人に何をしてほしいか。
まずはこの2つを、それぞれ一つに絞ります。

ここが決まっていれば、デザイナーも「何を一番目立たせればいいか」がはっきりします。
その分、仕上がりのずれや修正も起こりにくくなります。

POINT

チラシの作りで最初にすべきことは、デザイン云々ではなく「1訴求1アクション」を決めることです。
伝えたいことと、してほしい行動を一つずつに絞ってから依頼すると、デザイナーとの認識のずれが起きにくくなります。

「1訴求1アクション」を決めるための3つの問い

依頼の前に、次の3つの問いに答えておくと、デザイナーとのやりとりがスムーズになります。

  • このチラシを見たお客様に、一番伝えたいことは何か(例:秋の新作商品の入荷、今月限定の来場特典、完全予約制の相談会)
  • 見たお客様に、何をしてほしいか(来店、電話、LINEでの問い合わせなどから一つ)
  • その「一つのこと」以外の情報を、本当に載せる必要があるか

1つ目が絞れない場合は、チラシの目的そのものがあいまいになっているサインです。
2つ目も同じで、「あれもこれも」はお客様を迷わせる原因になります。

3つ目では、SNSのQRコードなどの補足情報を必要最小限にできないか見直します。
「念のため載せておこう」の積み重ねが、チラシを読みにくくしてしまうからです。

準備ができると、デザイナーへの伝え方が変わる

3つの問いに答え、参考デザインも集めてから依頼すると、たとえばこんなふうに伝えられます。

「ターゲットは30代の新築検討中のご夫婦。一番伝えたいのは来月の完全予約制相談会。アクションはLINEからの予約一本に絞りたい。雰囲気はこの参考画像に近いナチュラルな感じで」

ここまで揃っていれば、デザイナーは迷わずに動けます。
修正が出たとしても、「この写真の位置を変えたい」といった細かな調整で済むことが多くなります。

次のチラシを作る前に、まずは次の3つを手元にメモしてみてください。

  • 一番伝えたいこと(1つ)
  • 見た人にしてほしいアクション(1つ)
  • イメージに近い参考デザイン(3〜5枚)

その判断に悩む内容、一緒に整理しませんか

いざ準備を始めてみると、「一番伝えたいこと」が一つに絞れずに手が止まることも少なくありません。
自分のお店のことほど、何を削ればいいのか判断しにくいものです。

デゴラでは、60分の無料オンライン相談を行っています。
「何から手をつければいいかわからない」という段階でも大丈夫です。チラシに載せる内容の整理から、一緒に考えていければと思います。

本橋 真由美

この記事を書いた人

本橋 真由美株式会社DEGORA 代表取締役

振袖・ブライダルなど高単価商材の集客支援を中心に、経営者の右腕として現場に入って伴走。脳科学と心理学を根拠にした集客を実践している。

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