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集客の考え方

SNSの前に小さなお店が先に整えたい“魅力言葉”とHP

SNSの前に小さなお店が先に整えたい“魅力言葉”とHP

集客に悩んだとき、最初に思い浮かぶのは「とりあえずSNSを始めてみよう」という一手ではないでしょうか。
お金をかけずに今日から動ける手段として、SNSはとても身近な存在です。

ただ、SNSに手をつける前に、済ませておきたい準備があります。
ここを飛ばしてしまうと、毎日のように投稿を続けても、手応えがなくなってしまうのです。

この記事では、小さなお店がSNSより先に取り組みたいことと、その順番をお伝えします。

SNSが「最初の一手」に選ばれやすいのはなぜか

SNSが真っ先に候補にあがる理由は、とてもシンプルです。始めるまでのハードルが低いからです。
広告と違って費用はかからず、アカウントを作ればその日のうちに発信できます。

「何か手を打たなければ」と気持ちが焦っているときほど、すぐに動けるSNSへ手が伸びます。
広告に回せる予算が限られているし、無料なら、とSNSに頼りたくなるのはごく自然なことです。

けれど、この手軽さこそが見落としやすいポイントでもあります。
準備が整わないまま走り出すと、投稿を重ねても成果が見えてこない、時間だけが溶けていく、という状態に陥りやすくなるのです。

「見てもらえた」と「来てもらえた」の間にある距離

SNSを続けていれば、お客様は増えていく。そう考えている経営者の方は少なくありません。
たしかにSNSは、まだお店を知らない人との接点を増やしてくれます。

ただ、接点が生まれることと、来店や予約という行動に結びつくことは、同じではありません。
投稿を見て少し気になった人が「このお店って、何がいいんだろう」と思ったとき、その答えが見つからなければ、関心はそこで途切れてしまいます。

SNSの役割は、お店を知ってもらうきっかけづくり。
「行ってみたい」と思ってもらうには、その手前に別の準備が要ります。

反応が変わらないと、「もっと目を引く投稿を」「もっと更新を増やさないと」と、運用の工夫に意識が向きがちです。
けれど原因は、投稿の中身よりも手前にあることが多いもの。
土台がないまま工夫だけを重ねても、効果は限られてしまいます。

最初の準備は、自店の魅力を「伝わる」言葉にすること

SNSより先に取り組みたいのが、自店の魅力や他店との違いを言葉にしておくことです。
「うちの強みならわかっている」と感じる方も多いのですが、いざ口に出してみると、案外すんなりとは出てこないものです。

頭の中でなんとなくわかっていることと、他人に伝わる言葉になっていることは、まったくの別物です。
たとえば「おいしい」「接客が丁寧」という言葉だけでは、ほかのお店との違いは伝わりません。

何が、どう違うのか。なぜそれが、このお店にしかできないのか。
こうした問いに答えられるところまで、言葉を掘り下げておくことが大切です。

この準備を飛ばしてSNSを始めると、投稿は「今日のメニュー」「今日のお店の様子」といった日々の報告が中心になりがちです。
日々の報告そのものが悪いわけではありません。ただ、それだけでは「このお店を選ぶ理由」までは届きにくいのです。

反対に、魅力が言葉になっていれば、一つひとつの投稿にその言葉という軸が通ります。
何を発信しても同じ芯が感じられる、ぶれない一貫性が生まれます。

言葉を受け止めるHPを、SNSより先に整えておく

魅力を言葉にできたら、次はその言葉をきちんと届けられる場所を用意します。
SNSは情報が次々と流れていく場所なので、じっくり読んでもらうことにはあまり向いていません。

一方でHPは、「もう少し知りたい」と思った人が、腰を据えて読み込める場所です。
言葉にした魅力、メニューやサービスの内容、価格帯、お店の雰囲気が伝わる写真。こうした情報を一か所にまとめておけば、SNSから訪れた人が疑問や不安を解消し、来店や予約へと進みやすくなります。

この場所が整っていないままSNSに力を注ぐのは、せっかく芽生えた関心を、行き先のないまま手放してしまうようなものです。
反対にHPが整っていれば、投稿の一つひとつがHPへ人を案内する役目を担い、発信を続けるほど成果が積み上がりやすくなります。

POINT

順番は「魅力を言葉にする」→「HPで深く伝える」→「SNSで接点を広げる」。
SNSを最後に動かすことで、発信が空回りしにくくなります。

今日からできる、発信の土台チェック

SNSを頑張っているのに手応えがないと感じているなら、一度投稿の手を止めて、その手前の準備を振り返ってみてください。

  • 「うちのお店を選ぶ理由」を、他店との違いとして言葉で説明できるか
  • 最近の投稿が、今日のメニューやスタッフ紹介といった日々の報告だけになっていないか
  • SNSで興味を持った人がHPを開いたとき、魅力・メニューやサービスの内容・価格帯・雰囲気が伝わる写真がそろっているか

SNSを始めること自体は、間違いではありません。むしろ大正解!!
ただ、その前に整えておきたい準備がある。そのことを頭の片隅に置いておくだけでも、発信との向き合い方は変わってくると思います。

お店の魅力を言語化するところから、一緒に整理しませんか

自分のお店の良さは、自分ではかえって言葉にしにくいものです。
デゴラでは、60分の無料オンライン相談を行っています。

「何から手をつければいいかわからない」という段階でもかまいません。SNSを続けるべきか迷っている、というお話も含めて、今の状況をお気軽に聞かせてください。

本橋 真由美

この記事を書いた人

本橋 真由美株式会社DEGORA 代表取締役

振袖・ブライダルなど高単価商材の集客支援を中心に、経営者の右腕として現場に入って伴走。脳科学と心理学を根拠にした集客を実践している。

集客のヒントを発信中@degora_design

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